養豚場で働くといふこと

養豚場の作業員である著者の日記です。養豚場に転職したい人や就職を考えている人に参考になればいいなと思って一生懸命更新しますね。

PED再発!!

農場で再発しました。

昨年PEDにかかり、一年が過ぎたのですが、再び子豚が下痢をしだしました。

また昨年と同じ嫌な臭いがします。

 

今度は、馴致用に子豚の腹を割いて、腸を取り出しました。

腸は真っ黄色になっていました。

 

何十頭という子豚を生きたまま腹を裂くのは本当に嫌な仕事です。

 

豚舎の中を日々消毒しても、再発してしまう。

PEDおそるべしです・・・。

 

関係者の皆様。PEDのワクチンを打ちましょうね。

再発情チェックの基本

母豚は授精に失敗すると、再度発情します。

その正確さたるや、驚きます。

21日。

授精をしてから、21日前後に母豚を注意深く見ると、

陰部が膨らんでいたり、陰部から汁が出ていたり、

じっとしていたり、発情傾向が見られます。

 

授精失敗する、ということはその間は経済的な活動をしていないため、

会社としてはロスです。餌代は1日150円~200円であるため、21日で

3000円~4000円がロスすることになります。

 

1頭だけならまだしも、一ヶ月に10頭、20頭、それが1年になると、

大きな損失を生んでしまいます。

 

そうならないために、基本から。

漠然と再発情のチェックをするのではなく、種付をしてから

21日目の豚のみをまず要チェックすること。

 

21日前後の豚を見る前に21日目の豚のみをまずチェックする。

これが、まともな仕事をする上で重要なことです。

新しい豚が来るときには準備が・・・

新しいオス豚が来るときには、オスが入る部屋の中を綺麗にします。

餌も特別にミルク入りの餌を用意します。

まだ、寒い風が豚舎の中に入ってくるので、板を用意して直接風が当たらないようにします。

オスは小さいうちにくるので、赤ちゃんがくると思っていろいろ準備します。

大変ですが、ちっこくてかわいいので苦になりません。

 

養豚日記

アクセス数が・・・!!!

 

最近、アクセス数が驚異的に増えていると思ったら、

養豚などのキーワードでgoogleで2ページ目に表示されるように

なっていました。

 

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 たくさんの方に読んでもらっているということを意識しながら、

 多くの方に楽しんでもらえるように、記事を更新していきたいと

 思います。

 今後共よろしくお願いいたします

 

養豚日記

 

 

餌の量を調整しよう

昨日は春分の日でした。

暑さ寒さも彼岸まで。

秋から冬にかけて、ブタには餌を1割ほど増量していました。

寒さでブタが体温を維持するために必要だったからです。

でも、今日からそれを無くします。

 

 すべての母豚の餌の量を調整しました。

 

 季節ごとのルーティン作業はカレンダーにも書かれていません。

 農場ごとにルーティンが違うからでしょう。

 自分たちの農場のカレンダーが作れたらよいですね。

 

スタットレスタイヤを履いている方、そろそろ外してもよいかもしれませんね。

ダウンジャケットを朝晩に着られている方、そろそろクリーニングに出されても

よいかもしれませんね。

気になるところはメモをしていく

仕事には余裕がない。

それが当たり前です。

ただ、2週間スパンで捉えると、1日くらいは暇な日が出てくる。

1時間なり、30分なりが浮いてくる。

 

その時間をどう使うかがとても重要です。

 

ぼーっとすごすか

 

有意義ある過ごし方をするか

 

前者を選択したいのが人情です。だって、勤め人だもん。

 

けど、これを続けると自分に降りかかってくるんです。

災いが。

 

この浮いた時間の使い方は簡単。

 

日々の仕事のなかで、気になることをメモしていく。

それに必要な材料や道具を同時にメモする←これが一番大切!

 

浮いた時間が来たら、メモの古い順から実行していく。

1ヶ月に1時間だとすると

 

1年経つと、12時間分の仕事ができるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

I still love I did(自分の仕事がまだ好きだったのです)

養豚とは関係ない話で恐縮です。

 

ジョブズ氏(アップルの創業者・2011年没)の伝説のスピーチに感動し、

3度も見てしまった。

 

とくに、6分48秒のところの「私は自分の仕事がまだ好きだったのです」

というところが個人的にホロリ(感動して)ときました。

 

日本語字幕で共有します。

 

 

ジョブズは仕事を愛していました。

アップルの創業者である彼の、「仕事」って何だったのだろうか。