嫌な仕事
新人が最初に「嫌だな」と思う仕事があります。
それは、注射です。
親豚に使う注射は、ヒトに使う注射器の何十倍も大きな注射器を使います。
液を入れて、使うのですが・・・
もって豚舎を歩き回ると、豚が悲鳴というか、奇声を発します。
記憶しているんです。幼い頃にも注射を何度も打たれているから。
それでも、1週間も練習すれば、首の付け根にうまく注射できるように
なります。
今日は、水平アンピシリンという液を打ちました。
母豚の調子が悪く、餌をしばらく食べていないから、元気になってもらおうと
思って打ちました。打たれたときの豚は、されるがままという感じでした。
ほんとうに体が弱っている豚は、あまり抵抗しない傾向にあります。
ですので、今日はとても注射が打ちやすかったです。
養豚日記 2年目社員の奮闘記